僕はペット・・・・

ユキ様に最近ブログを書いてない！

という事でお叱りを受けました

これからは少しずつ更新もして行きたいと思います
コレはまだ生々しい最近の出来事です。

由紀様と競馬場へ出掛けました。

パドックで馬定めをしている由紀様越しに、Ｂ級グルメ串カツの登りを目にした僕は、

早速買いに走りました。

朝食時にホテルビュッフェで呑まれた由紀様は、

この時はビールをお断りになり、僕はアイス珈琲も手にして戻りました。

ニコニコと見つめ合い、足元に群がる鳩を払いながら、

仲良く食べ始めたのです。

一本平らげた時、由紀様の唇が、僕のと重なり、キスのご奉仕をと思った途端に、

何とも言えない感覚が口に入ってきました。

ソレは軟らかい由紀様の舌でははなく、散々噛み解された串カツだったのです。

口の中の感覚では、既に固形物は一切無く、

ネットリとした離乳食か流動食の様でした。

由紀様は『不味い』って、

僕の口の中に吐き出されたのです。 『飲み込め』って、

由紀様の冷たい視線を受けて、挑戦してみますが、出来ません。

僕は、嘔吐しそうで涙目になり、

由紀様に一礼をして、ゴミ箱へ走りました。

背後から、『出来ないならお前は要らない』と言う由紀様のお声にも反応出来ず

僕はゴミ箱へ吐いてしまったのです。

口の中が空になっても、生暖かい感覚は残っていて

珈琲で流そうと紙コップを受け取ると、

由紀様が飲み干されて一滴もアリマセン。

由紀様のお顔は、ざまあみろと言わんばかりの含み笑いでニヤリ。

『すみませんでした』と小声で謝る僕に、無言のまま２．３発思いっきりお尻を蹴られました。

大勢の人がみている前だと言うのに… この直後から、

由紀様のご機嫌は悪くなり、僕は『こんな事になるなら…』と度々

後悔する事になるのです。